第 319 回 PTT のお知らせ


日時:2006年 2月 23日(木) 18:30 から


場所:電気通信大学情報工学科 西9号館 AVホール(3階)

      新宿駅より京王線,調布駅(特急・準特急で2つ目,15分) 北口下車,
      北西方向徒歩12分程度,電気通信大学西地区キャンパスの
      南西端にある白い建物; 甲州街道(国道20号線)
      下石原交差点の北20メートルに西門あり.

食事: 今回もありません.調布駅近辺のハンバーガー,ドーナッツ,牛丼,
      その他をご利用ください。電通大の正門のすぐ西にもMで始まる
      ハンバーガー屋が待っています.

【発表その1】

話者:
小池英之 (電気通信大学大学院情報工学専攻)


話題:
Webベースの災害情報収集・共有システム

概要:

災害時における災害情報の共有が、災害対応における課題となっている。
本研究では、災害現場で働く隊員のためのシステムを開発した。
このシステムは、以下の特徴を持つ。
1.本部、現場隊員、他防災機関での災害情報の共有を実現
2.災害現場隊員が、減災活動とともに行う情報収集を支援
3.本部と現場隊員の協調的減災活動を支援
4.隊員が使用するアプリはWebアプリで実装
実装したWebアプリは、AjaxやSVGを用い、操作性、インタラクティブ性、
描画機能を、従来のWebアプリに比べ大幅に向上させた。
今回は、Webアプリの実装まわりを中心に紹介する。

【発表その2】

話者:
金子佳樹 (電気通信大学情報工学科)


話題:
構文木解析によるSQLインジェクション防御法

概要:

近年データベース (DB) を用いたWebアプリケーションが増えている.
これはユーザ入力を雛形のSQL文に埋めこんで動的にSQL文を生成し,
DB操作を行なう.SQLインジェクションとは,ユーザ入力にSQLコマンドを
含ませるなどして,アプリケーション作成者の期待しないSQL文を生成して
不正なDB操作を行う攻撃手法である.本研究では,期待されるユーザ入力は,
SQL文法の非終端記号となっているという点に着目し,ユーザ入力をその
非終端記号として構文解析し,解析に成功したユーザ入力に対してのみ,
実際のDB操作を許すことにより,SQLインジェクション攻撃を防御する
方法を提案する.


第 319 回 PTTメモ

出席者:39名

斉藤正伸,和田英一(IIJ),えんどうやすゆき(タイムインターメディア),
石畑 清(明治大),並木美太郎(東京農工大),伊知地宏(ラムダ数教研),
赤池雄一,明石良樹,青木亮磨,阿部勝幸,有森崇善,池田貴紀,石崎賀昭,
卜部昌平,大日向大地,角田博保,杵淵哲也,光林 真,阪口 豊,佐藤 喬,
菅原典子,鈴木 貢,高野保真,多田好克,田村知博,寺田 実,夏目一樹,
西村康彦,廣田幸一,牧 大介,丸山一貴,村山慎也,森本武資,山崎尭之,
横江省吾(電気通信大),荒川博志,田中哲朗,筧 一彦(東京大)