第 179 回 PTT のお知らせ
日時: 1992年 10月 22日 (木) 18:30 から
場所: 東京農工大学 数理情報工学科棟 1-E室
中央線東小金井駅 南口下車.ただ一つの改札を出て右の階段を降りる.モス
バーガとおもちゃ屋の前の道を南進し,200m行った所にある地蔵堂のある交差
点を右折,200m進むとはるか右手に踏切の見える道路にたどり着く.これを横
断して直進すると,工学部の門がある.門をくぐり,西に向かって進み,はじ
めての左折路を左へ曲がる.曲がって数十m で左右に建物があるが,その左手
の建物が会場です.
話者1:酒井貴子 (農工大)
題目1:最尤候補選択アルゴリズムを用いた仮名漢字変換システム
概要1:仮名漢字変換はワープロなどの入力手段として定着しているが,変換精
度の向上と変換モードの解消という問題点に着目し,研究用の仮名漢字変換シ
ステムを開発した.本システムは,入力文字列に対して考えうるすべての変換
結果を作り,もっともらしさの高い順に変換結果を返すアルゴリズムに基づい
ていること,モードレス変換を有していることが特徴である.
話者2:佐藤 俊 (農工大)
題目2:手書きインタフェースにおける領域決定アルゴリズム
概要2:ペンを用いて対象を指定する方法として,その対象をペンで囲むこと
を考えた.人間の囲む動作は不安定で多様である.ここでは,ペンの囲みによ
る領域指定アルゴリズムについて報告するとともに,他のアルゴリズムとの処
理速度について報告する.
話者3:待井君吉 (農工大)
題目3:オンライン手書き図における文字と図形の分離
概要3:現在の計算機上での作図では,マウスによる図形分離プリミティブ選
択型が主流である.しかし,ユーザの発想を妨げないためには、手書きで何で
も書けるのがよい.また,描かれた図を整形したい.これらのことから,手書
きで描かれたパタンを計算機が自動的に文字パタンと図形パタンに分離し,文
字と図形と認識しようと考えた.本発表では,文字と図形を分離する手法につ
いて述べる。
食事:今回はありません.
次々回: 1992年 11月 12日 (木) 早大 (予定)
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東京大学工学部計数工学科 岩崎英哉
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